レファレンス業務こんにちは 

わたしが図書室の仕事で一番力を入れるのはレファレンス業務です。
ちなみにレファレンス業務とは利用者が調査研究を進めるにあたって分からな
いことがあった時に、手助けをするサービスのことです。
利用者から「マイナーな用語だけど載っている本あるかな?」とか「看
護研究のテーマを○○にしているので、関連の本を探しています」などと言われ
ると司書魂がメラメラと燃えてきます。
どんなに忙しい状況であってもその文献がマイナーであっても簡単には「あり
ませんでした」と答えることはできません。必死になっての大捜索を開始します。
面倒な依頼ほど、利用者に提供できたときの喜びは大きいです♪♪


レファレンス業務で大切なのは、利用者が何を求めているのかをよく聞くこと
です。
利用者があいまいな内容で相談に来ることもしばしばです。よく話を聞かな
かったため誤解して、的外れな文献を差し出して失笑を買ったこともあります
し、中には「ここの図書室で前に借りた本なんだけど」と言われ、他の大学図
書館で所蔵している書籍を一緒になって探したこともあります。


新任担当者の皆さんにとって、レファレンス業務まではなかなかと思われるか
もしれませんが、基本的な業務を経験する中で、少しずつ対応できるように
なっていくのではないかと思います。
(MI)