ご挨拶

 図書館振興財団助成事業への助成申請の検討が始まり、ちょうど1年が過ぎようとしています。会員の新任担当者のための研修会を開催したいという情熱に押され、決断をしてみたものの不安がいっぱいのスタートでした。
 助成事業が認められてからは、ブログにも「疾風怒濤」の表現が幾度か使われましたが、まさに言葉通りに駆け抜けたようです。
 長い病院図書室勤務の中で、特筆すべき充実した年でした。ベテランとしてともすれば忘れがちな、前向きに・ひたむきに学ぶ姿勢の大切さを再び教えられた事業でもありました。
 このような機会を与えてくださいました図書館振興財団、支えてくださいましたスタッフをはじめ会員、参加者そして関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。

  ありがとうございました

 日本病院ライブラリー協会(JHLA)は本年35周年を迎えます。わずか数名で立ち上げた協会も全国に300を超す会員を持つ団体へと成長しました。協会創設に奔走してくださいました先輩諸氏の病院図書室にかける熱い思いをさらに多くの方々へ伝えることが受け継いだものの使命と思います。ブログは本日で終了いたしますが、ここで終わるのではなく、新たな出発です。PJチーフからの言葉にもありますように「継続は力なり」です。新任担当者研修会に参加くださった皆様、ブログにアクセスしてくださった皆様、そして全国の病院図書室担当者へこの思いが伝わり、大きな輪となって次へとつながることを願っております。
 この1年の経験を活かし、JHLAはさらなる一歩を踏み出すことをお約束して、一区切りといたします。(M.N.)