病院図書室とコミュニケーション

九州、沖縄ではまだ30度以上という暑さが残っているようですが秋が近づいています。
いよいよ病院図書室新任担当者研修会まで1ヶ月余りとなりました。

開催準備と細かい詰めの打ち合わせが続いています。
今週末、役員会の開催とプロジェクトチームの会議があります。
来週中にデータベースの講師とフロアアシスタント、PJチーフ、サブを交えての演習内容の確認を行います。
2人で1台の利用としパソコン30台を設置する予定ですが、出席者数によっては、その台数を増加するかどうかも考慮中です。


参加申込みが案内発送後3週間で45名を超えました。<(お申込みはお早めに)
参加者皆様から寄せられた申込書自由記載欄でのコメントは、私たちも通ってきた道のりと身につまされることが多く、2日間で少しでも糸口を見つけ出すサポートができればと思います。

何から手をつけていいかわからない方々へ、先日のブログにもありましたように図書室の現状把握をすることが大事です。図書室のデータを数値で認識する、客観的に点検することは評価するということにも繋がります。
それから足し算、引き算です。足し算ばかり必要になってくるかも知れませんが。
不足だらけの中で、ぼやくよりもまず、やれることからやってみるという意気込みが必要となってきます。
担当者が懸命に努力しなければ、周りから手を差し伸べられることもありません。

幸い私たちの世代では読書好き、研究好きというドクターが多かったこともあり、予算獲得やシステムの構築などに力添えをしていただきました。
今でしたらパソコン好き、ネット好きという方々が多いのでしょうか。


利用者や院内各部署とのコミュニケーションから図書室がいろいろな方向へ広がっていくこともあります。ワンパーソンライブラリーだからこそ必要なこととも思います。日頃のコミュニケーションが意外と大きな展開の基となっていくことを私もいくつか経験しました。

研修会でも、新任者同士、ベテランへとコミニュケーションの輪をどうぞ広げてください。きっと様々な道へ通じるヒントがあると思います。

(Y.H.)

平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業

病院図書室新任担当者研修会

日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)

会 場:東京ビッグサイト