ご挨拶

図書館振興財団助成事業への助成申請の検討が始まり、ちょうど1年が過ぎようとしています。会員の新任担当者のための研修会を開催したいという情熱に押され、決断をしてみたものの不安がいっぱいのスタートでした。 助成事業が認められてからは、ブログにも…

次の実りへ

プロジェクトチーフのMYです。 明日で3月も終わり、21年度が終了します。 助成事業が決定した7月からずっと続けさせていただいたこのブログも、いよいよ明日が最終日となりました。 MYは最近ブログの記事作成から遠ざかっていたのですが、今日は最後のご挨拶…

春はこれから

こんにちは M.I.です。 皆様のお住まいの地域では、すでに桜が咲いたところもあるでしょうね。まだ雪が残る北海道では一足早く、春を迎えられた方々がうらやましくてなりません.こちらでは5月上旬くらいからが桜の本番です。 桜前線が北上するように、新任担…

図書室管理プログラムのご質問から

図書室新任担当者研修会に出席された方々からいただいたご質問のひとつに、新しく図書室を立ち上げていく準備中で、図書管理についてデータの構築、プログラムの立ち上げなど、どのように進めていけばよいかというご質問がありました。 まず雑誌・単行本(オ…

小さな積み重ね

図書室の仕事は、目に見えない仕事が多い。オンラインジャーナルが主流になり、そのメンテナンスをしたり、ホームページを整備したり、文献複写サービスを充実させたり、利便性がよくなればなるほど、目に見えない仕事が増えていきます。また図書室を訪れる…

宝さがし みつかりましたか

宝は見つかりませんでしたか?コメントがないのが残念です。 この例題を掲載したのは「参考文献からの孫引き」「PubMedからヒットしない」「雑誌なのか単行書なのかわかりにくい」「Guidelineの単語があった」からです。 文献を依頼されたとき、記載を見て雑…

用語の解説 4:バンクーバースタイル

冬季オリンピックが終わりました。バンクーバーではパラリンピックが開催されています。 図書館員が連想するバンクーバーは?と先日のブログにも書きましたが、今日は、バンクーバースタイルについての用語解説です。 雑誌に論文を投稿する際には個々の雑誌…

宝さがし

子供のころ「なぞなぞ遊び」や「宝さがし」をしたことはありませんか。文献探しもどこか同じような気がします。最近は、複写を依頼される文献もデータベースで検索された活字で書かれたものがほとんどになりましたが、図書室に勤務したころは、手書きの「判じ…

年間計画の総点検

雪が降ったかと思うと4月並みに暖かかくなったりで目まぐるしい3月の気候ですが、桜の便りが待ち遠しいこの頃です。 さて年度末になり、みなさんも大忙しのことと存じます。1年間の総仕上げの時期として、やらなければならない事がたくさんありますね。 私も…

用語の解説3: インパクトファクター

インパクトファクターという用語はよく耳にするのではないかと思います。 ドクターが論文を執筆するに当たって、「インパクトファクターの高い雑誌に投稿したい」とか、図書室でも購読雑誌を選定する際、「よりインパクトファクターの高い雑誌に購入変更する…

挑戦してみませんか (Part2) 〜解答編

こんにちは、Y.A@PJサブです。 今日は3/5UPした「挑戦してみませんか(Part2)」の解答編です。 2009-01-25「挑戦してみませんか」 2010-02-03「たくさんのポケットを 挑戦してみませんか 〜解答編」 2010-03-05「挑戦してみませんか(Part2)」 2010-03-10「…

【重要!】お詫びとご連絡

こんにちは。 Y.A@PJサブです。3/5(金)にUPしたブログ記事「挑戦してみませんか (Part2)」で出題した問題3)について、フルテキストの掲載サイトに接続しようとすると、ウィルスに感染している可能性のあるサイトとして表示されます。 3/8にGoogleの巡回テ…

図書室の予算・決算

図書室の予算管理を行っていますか?病院によって、予算名称や予算申請、決算などの時期は異なるかもしれませんが、一般的に、図書室の予算には図書や雑誌の資料費、データベースの契約料、製本代金、消耗品代などがあります。予算年度は、カレンダーと異な…

挑戦してみませんか (Part2)

こんにちは。 久しぶりに登場のPJサブです。 今日は前回好評だった「挑戦してみませんか」の第2弾。 文献検索の演習問題です。 本日は下記3題。 さてさてフルテキストまで辿りつけますか? 見つけることができた方は、コメントに「ありました」と書き込んで…

参加記 ラスト

研修会終了後、様々な形で参加くださった方々から感想、ご意見をいただきました。ブログにも何回かにわたり参加記を掲載してきました。本来ならば、参加したすべての方々のものを紹介したかったのですが、紙面(いや画面ですね)の都合から一部の方々といたし…

記録

「何でもとっておきたい」「捨てられない」というのは、図書館員に共通の性格に思うのですがどうでしょうか。 病院の記念誌を編集中です。編集作業の中で、どうしてこの記録が残っていないのかと何度も壁にぶつかって跳ね返されているこのごろのせいか記録に…

コンソーシアム

用語の解説、2回目は電子ジャーナルの案内によく登場する“コンソーシアム”についてです。 JHLAでも機関会員を対象とした提案を積極的に進めています。 では、コンソーシアムとは? コンソーシアム(Consortium)は、ラテン語で提携、共同、団体を意味してい…

患者図書室

病院図書室とは「病院において、医師・看護師・コメディカルを初めとする医療従事者に、医学・医療情報の提供を行うことを基本とする図書室」とJHLA発行の『病院図書室デスクマニュアル』では定義をしています。 医療界をとりまく様々な変化の中で、患者や患者…

伝えること

日本病院ライブラリー協会は、全国約300の会員から構成されています。全国病院数(一般病院数 約7,800)からみてみるとこの数は決して多い数ではありません。5%にも満たない数です。地域ネットワークに加盟している施設数を加えてもその数は約500施設ほどで…

用語の解説1:シソーラス

研修会終了後のアンケートに、「専門用語がわからなかった」というご意見・感想がよくあります。今回も何件かご指摘がありました。 病院図書室で使われる専門用語は、経験を重ねて覚えてきたというベテランの方も多いと思います。 その中からよく使われる用語…

病院医療機能評価

JHLA研修会では『医療機能評価』について、大変興味をもって出席された参加者が多かったのが印象的でした。受審にあたっては普段、自分の仕事を評価されることに慣れていない職種だからかもしれません。 緊張したり、不安だったりするのは初めてであっても、…

バンクーバー

冬季オリンピックが始まりました。図書館員はバンクーバーと聞くと何を連想しますか? かなり愚問ですが。 オリンピックは「参加することに意義がある」のかもしれませんが、参加するからには「メダルが欲しい」ですね。 新任担当者研修会も、まずは参加する…

ほすぴたる らいぶらりあん

皆さん、はじめまして。ブログ初登場のLLと申します。過日は研修会にご参加いただき、ありがとうございました。 スタッフとして研修会1日目に受付を担当しました。 受付では、当然のことながら失礼のないようにと心がけていたのですが、今回は初参加の方が多…

図書室業務の引継ぎ

参加者から このたびは病院図書室新任担当者研修会に参加させていただき本当にありがとうございました。前任の司書担当者からの勧めもあって参加いたしました。というのも、私は病院図書室司書になって当時まだ1ヶ月足らずの素人でした。 当日は期待と不安…

参加者とスタッフ

教育研修委員として研修会運営を担うひとりとなりました。年2回開催される研修会もそうですが、研修会を開催するまでには様々な業務があり半年も前から準備をします。 今回の新任担当者研修会は、これまでの研修会に加えて演習もあり、スタッフの準備は大変…

患者図書サービス補講2  利用者への対応

患者図書室で提供する資料は、娯楽書だけ、医学関連書だけ、両方を混在して提供する等病院の方針により異なります。 病院図書室担当者はその専門性を活かし、資料の選定、収集、そしてレファレンスを中心に担当します。 医学関連書を提供するときは、次のこ…

たくさんのポケットを  挑戦してみませんか 〜解答編

1月25日のブログ問題 挑戦してみていただけましたでしょうか? コメントをありがとうございました。ブログを開くのが楽しみでした。これからもどんどんコメントをお願いします。問題は下記の3題でした。 1)原三千丸、貞升健志、高尾信一、新関敬行、甲斐明…

研修会の成果です

研修会では大変御世話になりました。 私は病院図書室に勤務し,1年3ヶ月という時にこの研修会に参加しました。同県からの先輩の御誘いを頂き,重たい腰をあげたという感じです。 研修内容は充実しており,本当に満足のいくものでした。 今まで一人でかかえ…

研修会の2つの顔

研修会には2つの顔があります。ひとつは本当の研修会ですが、もうひとつは懇親会という顔です。研修会に参加くださった方が、全員参加というのが理想なのですが、それぞれの事情もありなかなか主催者の意図するところと行かないのが難しいところです。 新任…

患者図書サービスと病院

研修会から3か月近くが経とうとしています。その後、あなたの病院では患者図書サービスはどのような状況ですか? 既に実践している方、これから準備という方、その気配もない方にも、今日は少し自分が所属している病院について調べてみようという提案です。こ…