新人時代の思い出

はじめまして、KSです。
みなさんはこの連休いかが過ごされましたでしょうか。私は、仕事のことはすっかり忘れ、充実した時間を過ごすことができました。


そして現実に戻り、連休中たまりにたまった机の上のシゴトの山を切り崩すべく格闘中です。

自己紹介代わりに、新人の頃の思い出話をしたいと思います。

遡ること約10年前の出来事です。

ガチガチに緊張した中での2回目の面接での出来事。
図書委員長(医師)と、当時の副院長が登場しました。

前任者と直接引継ぎができる環境ではなかったこともあり、病院図書室に力を入れていた副院長は「経験ないの?じゃあボクが0から育てる」といってくださいました。
その言葉どおり、他の病院図書室への見学を手配などしてくださいました。

そして、見学先の司書さんや、看護学校の司書さんから研修会への参加を勧められ、参加しました。

はじめて研修会に参加したのは入職して2ヶ月目。
講義をきいてもチンプンカンプン。
「あの、日本語で話をしていただけませんでしょうか」という感じでした(もちろん、日本語での講義です)。
「質問?何が判らないのかが、判らないのですが」
そんな研修会デビューでした。

そんな中、収穫もありました。
それは、そのときの出会いです。
多くのことを勉強していかなければ、というのもあったのですが、そのときであった方々に会いたいがために次の研修会も、また次の研修会もと参加していた面もありました。
初研修会で出会った方の中には、今でもお付き合いが続いている人もいます。

振り返ると多くの皆さんに支えられてきたからこそ、ここまで仕事を続けてこられたのだと思います。

前任者の方は、JHLAの研修会やその他の活動に積極的に参加されていたようです。
そのおかげで「○○さんの後任の方ですね」と先輩方に声をかけていただきあたたかく迎え入れていただきました。
そのことでプレッシャーを感じたこともありましたが、病院図書室の仕事の右も左もわからない不安だらけの私にはとても心強く、支えとなりました。
その節は本当にありがとうございました。
今もご迷惑かけっぱなしですけれども。いや、新人時代以上に。

新任担当者研修へご参加のみなさんへ

初めて研修会へ参加するとき、勇気のいることかも知れません。勇気を一回だけ出せば多くのモノ・コトを得ることができます。迷っているみなさん、一回だけ勇気をだして一歩踏み出しFAX送ってみてください。

懇親会も出会いの場ですし、とても楽しいですよ。



通常版、第2回研修会ご参加のみなさんへ

みなさんにお会いし、たくさんの刺激をいただけるのを楽しみにしております。

(K.S)


平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業

病院図書室新任担当者研修会

日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)

会 場:東京ビッグサイト