検索方法と利用指導

17日のブログで、日本病院ライブラリー協会(JHLA)の第8回現況調査の話題がでていました。

病院図書室担当者の業務はまさにオール・ラウンド・プレイヤー、様々な業務をこなしていることが統計から窺えます。また、電子ジャーナルの導入やパソコン・インターネットを介した文献・情報サービスの導入も年々多くなっていることも分かります。

これらの導入により利用者は以前に比べ格段に便利に素早く、情報を入手できるようになりました。忙しい医療職にとって、今や必需品ですね。 (`o´ ) /

導入については時代の要請もありますが、図書室担当者が図書委員会と検討を重ね、様々な情報支援コンテンツの中から選びぬいたものを予算との折り合いをつけて導入したのだろうな・・・と、担当者の努力も推し量れます。
そして、何を導入するかのヒントはやはりJHLAの研修会や機関誌『ほすびたる らいぶらりあん』、そうそう『病院図書室デスクマニュアル−スキルアップのために』などから得たのでしょうね。

また、検索方法の講習会や、検索後の文献情報入手についても担当者の仕事です。単にデータベースを導入するだけでは宝の持ち腐れ、猫に小判、豚に真珠。その検索方法、使い方を紹介してとことん利用してもらうことが、図書室担当者の仕事です。そのためには、担当者自身も検索方法を理解しておかなければなりません。∠∩_(^へ^)_∩」 

今回はそれにうってつけの研修として、「データベース活用 講義と演習」が盛り込まれています。

第8回現況調査では、利用者指導の実施割合は前回の一割増でした。その必要性が理解されているということでしょう。講師も決まり、理想とする体制で研修ができそうです。お楽しみに!!

(Y.A@アネゴ)