マイ・ネットワークを作る

先日のブログに「研修会では新しい友人を沢山見つけてください」とありました。


そんなに簡単に見つかるの?



いえいえ、簡単ではありません。
でも参加しなければその可能性さえありません。



私も最初はたったひとりで参加しましたが、今ではたくさんの友、そして仲間ができました。
あの日、途中で帰っていたら…いまの私のネットワークはなかったろうなぁと思います。



そう、あれは今でも忘れない、生まれてはじめての研修会に参加したときのこと。
10年ぐらい前になるでしょうかねぇ(笑)


当時は、研修会に行っても孤独感が大きく、
プログラムの内容も、初心者の私には大変難しく感じ、
もっと日常業務で知りたいことは山ほどあるのに… と、感じていました。


そんな思いを抱いたまま、初めての懇親会に参加。
さまざまな希望と期待で胸を膨らませていったのですが、
テーブルにはすでに仲良しグループのようなものがあちこちにできており、とても入るスペースがない。

それでも何とか空いているテーブルにはついてものの、孤独感も絶頂に(爆)


あぁ〜 なんてつまらない懇親会なんだ! 帰りたいっ( ̄□ ̄;)!! 
懇親会の途中で退散しようと思ったら、
「初めて参加した方、何かひとこと!」 と突然指名され、
マイクを手につい言ってしまった。


「初めて参加した者にはとてもつまらない、居心地の悪さを感じました」

言っちゃった〜(汗)



それをきっかけに…
かは分かりませんが、その後の研修会や懇親会は、回を重ねるごとに新しい試みがなされていきました



ラウンドテーブル、ランチョンセミナー、パワーランチ、分科会など
初めて参加する人にもとても親しみやすいテーマが盛り込まれていきました。


何より変化が大きかったのは懇親会だと思います。
テーブルも、誕生月やくじ引きなどでシャッフルされ、いろいろな顔合わせを楽しめます。
また、豆運び競争やJHLAオリジナルの○×クイズなど、趣向を凝らしたゲームでかなり盛り上がります。
初めての参加者もすんなり溶け込めるフレンドリーな雰囲気は、新しい仲間への第一歩となる予感も。





とにかく、次回も参加したい!と思わせる研修会〜懇親会までの一日







あの時、帰っていたら… きっと今のような楽しみを見つけることがなく、
ただ黙々と日々の業務に追われていたことでしょう。




参加し続けていたからこそできたマイネットワーク。
最初の一歩は研修会・懇親会からだと私は実感しています。





そして、新しい試みを柔軟に取り入れていくJHLAにとても感動しました。
前例がないからやらない。のではなく、前例がないからやってみよう!という前向きな取り組みは
日ごろの図書室の業務においても大切な姿勢だと思っています。



今回は新人さんのための研修会ですから、プログラムは言うことなし!
そして懇親会も含めてお得感満載ですね。(y.o)

平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業

病院図書室新任担当者研修会

日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)

会 場:東京ビッグサイト