「データベース活用 講義と演習」

データベースの検索方法を理解しておくことも病院図書室担当者の仕事という昨日のブログの続きです。


11月6日の新任担当者研修会では30台のパソコンを設置し、インターネットも接続しての講義と演習を2時間行います。
図書館振興財団助成事業の助成金を得て、JHLAでは始めての大がかりな演習です。
2人に1台のパソコン使用となる予定で、データベースに触れたことがない初心者から、国内外各種データベースの検索技法まで、スキルアップにつながる基本的なことをしっかり学べるような内容を計画中です。
この道何十年という文献検索のベテランを講師にお迎えし、サポートとして経験豊富な病院図書室担当者が複数お手伝いをします。

悪戦苦闘して自己学習してきた経緯(しかもメカに弱い文科系)をもつ者にとっては、手取り足取りして教えてもらえるのは羨ましい限りです。


ただし安住は禁物。
最近の医療情報分野のデータベースの進歩はとどまることがなく、DOI、機関リポジトリ、オープンアクセス、はたまたIT環境の知識なども把握しておかなければならず、最新情報は目白押しです。


司書資格を取ったころ思い描いていた図書に囲まれている図書館のイメージからは、かけ離れていてホームページ、サーバやLANの構築にも配慮し、セキュリティにも目を光らせてと、パソコンに向かい合っている時間が多いのも現実です。


基本の一歩からの前進です。一歩が十倍、百倍となって身につくようにしていきたいものです。

(Y.H.)

平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業

病院図書室新任担当者研修会

日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)

会 場:東京ビッグサイト