挑戦してみませんか

相互貸借講義の復習済ませましたでしょうか。文献複写を依頼するときの意識の変化はありましたでしょうか。
12月、1月で100件を超える利用者からの複写依頼申込がありました。短期間に集中したので依頼先探しも大変でした。そんな中、かなりの割合でフリーの論文を入手することができました。早く、しかも料金が発生しないことから利用者にも大変喜ばれています。本来ならばエンドユーザーが直接アクセスをして利用することが理想です。そのためのきめ細かな利用者教育が病院図書室にも求められています。しかし、臨床の忙しい現場の中では、なかなかすべての利用者に求めることは難しいようです。
 
ブログにもありましたが、フリーアクセスで論文が入手できるサイトが増えています。
図書室担当者として、これらを把握し利用者に提供できることが大切です。
 
 初心者向けの例題です。復習と演習を兼ねて次の3題の論文を探してみてください
見つけることができた方は、コメントに「ありました」と書き込んでください。できれば、その方法を書いていただけるともっとうれしいです。
 
 数日後に、検索・入手方法(例)を掲載します。


1)原三千丸、貞升健志、高尾信一、新関敬行、甲斐明美、福田伸治、ほか:リアルタイムPCR 法との比較によるA型およびB型インフルエンザ迅速診断  キット評価.感染症誌 2006;80:522−526.

2)渕野泰秀、渕上ひろみ、ほか:胃転移を認めた肺小細胞癌の1例.福岡大学医学紀要 2002;29(2):107-112.

3)Boivin G, Coulombe Z, Wat C:Quantification of the influenza virus load by real-time polymerase chain reaction in   nasopharyngeal swabs of patients treated with oseltamivir. J Infect Dis 2004;188:578−580.