講義の補足2 「Free Journalサイト」

こんにちは M・Yです。

最近文献複写依頼が多く今朝も18件の至急取り寄せの依頼がありました。
皆様のところはいかがですか?

文献依頼も所蔵館を調べ、申込書を作成しFAX送信するだけでしたらそう時間もかかりませんが、最近ではFree Journalで入手できる文献が多くなっているため、1件ごと書誌事項を確認しながらさらにフルテキストの入手できるサイトを調べていくと結構な時間がかかりますね。

効率よく無料のフルテキストを探すためには、検索のテクニックはもちろんですが、Free Journalのサイトを知っておくことも必要です。

国内にも無料で利用できるFree Journalサイトがあります。
例えば、学会関連の文献にはJ-STAGE(科学技術情報発信)やJournal@rchive(雑誌のバックナンバーファイル)などのサイトを利用すると便利です。
直接その学会のホームページにアクセスすることもおススメです。(なかには会員でないと利用できないサイトもありますが・・・。)

CiNii(論文情報ナビゲータ)のサイトにアクセスし、論文名を入力するとヒットする場合もあります。

大学で発行している雑誌や紀要の文献は、機関リポジトリ(学術機関リポジトリ機構)にアクセスすると論文が入手できる場合もあります。

医中誌WebやPubMedで検索してFree Journalのアイコンがないから「フルテキストはムリ!」とあきらめないで、雑誌名サイトや学会ホームページを確認してみてください。意外と全文入手ができるものです。

探して、探して、フルテキストPDFのアイコンに辿り着いたときには「ヤッタ!」というなんとも嬉しい気分になりますね。
(M・Y)