薬剤部にアプローチ

昨日は初めて薬学図書館協議会の研究集会に参加してきました。門外漢の病院図書室ですが、地元での開催ということでお呼ばれでした。お呼ばれというからにはお土産が必要で、指定テーマ「病院図書室間の連携による医薬情報の収集・連携について」という事例報告をしてきました。

病院図書室間の連携=ネットワーク=地域や全国規模のネットワークということで、勿論JHLAの宣伝もしてきましたよ! それから病院薬剤師の医薬情報入手についてのアンケート調査報告という内容です。

当院の薬剤部では身近に資料を置きたいという強い希望から、図書室の雑誌や単行書を長期貸出しています。そのためあまり図書室の利用はなく、文献複写依頼も少ないという現状です。調査にあたって近隣の病院にも聞いてみましたが、同様の状況であることがわかりました。みなさんのところはどうですか?

薬剤師は文献情報を必要としていないのか?どんな時に必要となるのか?どうやって入手しているのか?ついでに図書室への要望も聞きました。・・・私にとってはすごく興味のあるアンケートだったのです。

結果は当然「文献情報は必要としている」でした。必要となる理由は「患者さんへの情報提供、日常業務で必要、知識として知っておきたい、その次に論文作成のため、学会発表のため」という順序でした。

ではどうやって入手しているのか。必要な情報は薬剤情報です。餅は餅屋です。つまり製薬会社から入手していたんですね。Aha体験でした。

そんな薬剤部に対して図書室はどんな事ができるのか。要望は何か。―「文献検索講習会をして欲しい、購読していない雑誌の文献を入手して欲しい、電子ジャーナルを導入して欲しい」がベスト3でした。実は今年初めて薬剤部に文献検索講習会を開催しました。これが好評だったのです。互いになぜいままでやってこなかったんだろうという気持ちでした。アンケートで図書室からのアピール個所もわかりました。これからガンガン薬剤部にアプローチするぞっ!!!∠∩_(^へ^)_∩」

(Y.A@アネゴ)