講義の補足 1

こんにちは。
研修会で相互貸借の講義を担当したM・Yです。
私は4日が仕事初めでした。朝出勤すると机の上に文献依頼が30件近くも置いてありました。
年末年始で山積みされた雑誌の受入れもしなければならないのですが、まずは相互貸借が最優先の仕事初めでした。

忙しいとき、文献依頼が多いときにはいつにも増して細心の注意をはらいながら業務を進めたいものです。
ここでいま一度相互貸借のマナーを復習してみます。

・依頼件数は1回につき3件まで 
 同じ雑誌の論文だからいいだろうと4件以上依頼することありませんか?これはマナー違反です。
 もし、どうしても急いで欲しい場合などは相手館に確認のうえ申込みすることが必要です。


・相手の勤務時間内に依頼すること 
 依頼先機関の受付時間を把握しておくことが必要です。特に、お正月のような仕事初めが機関により
 異なるときは、相手館に迷惑のないようあらかじめ仕事初めを確認しておくことも大切です。


・書誌事項を必ず確認すること 
 論文の参考文献を依頼されたとき、そのまま文献申込みしていませんか?
 記載に誤りがあり文献の書誌が不完全な場合もありますので、必ず書誌事項を確認することです。
 

最近は、Webで全文入手が可能な文献があります。文献を早く提供でき、さらに料金が無料と一石二鳥で喜んでいただけます。
図書室担当者として。Free Journalなどのサイトはきちんと押さえておきたいものです。

相互貸借は、相手館の好意や善意のもとに行われていることを忘れないように、今年も文献依頼を行いたいですね。
(M・Y)