患者図書室

11日に研修会のご案内を発送しました。そろそろ、お手元に届いているころかと思います。
「参加したいのだけれど、案内書が届かない」ときは、JHLAホームページに案内、申込書を掲載しております。ダウンロードしてお使い下さい

ブログでも何度か書きましたが、病院図書室とは、病院内の医師、看護師、コメディカルなど全職員に医学・医療情報を提供する図書室です。病院図書室担当者である私たちは、最終的には患者さんへの診療に貢献できるよう、安全で的確な最新の医療を行うための様々な情報を提供しています。


また病院によっては、患者さんやご家族に直接医学・医療情報を提供する患者図書室を開設しているところもあります。病院図書室担当者も色々な形で関わっています。資料の選定や受入等を筆頭に、貸出や情報の調査、場合によっては患者さんやご家族のお話を傾聴するところもあります。


病気になって初めて体のことや病気について何も知らない事に気づいた患者さんやご家族に、どんな情報を提供できるのでしょうか。私たち病院図書室担当者はどんな資料を集め、どのような情報を収集すればいいのでしょうか。


患者図書室を利用される方が具体的にどんな事を調べたり、お話をされていると思いますか?
いくつかの例をご紹介します。


・ 自分の病気について知りたい。
・ 一般的な解説でなく、専門書を読みたい。
・ どこの病院に行けばいいのか
・ 自分の病気の専門医は誰なのか
セカンドオピニオンはどの医師に頼めばいいのか
・ 先生から提案されたいくつかの治療方法から、1つを選ぶにはどうすればいいのか
・ 将来どうなるのか、再発、再々発したときの治療方法はあるのか
・ 退院後はどんな食事がいいのか、どんな生活上の注意があるのか
・ もっと生きたい!

あなたならどんな資料を集め、情報を探しますか?


JHLAでは患者医療図書サービス支援事業で患者図書室の開設と運営を支援しています。
参考図書リストも近々改訂する予定です!!
もちろん、研修会でも患者図書室についての講義があります!!
(Y.A@ アネゴ)

平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業

病院図書室新任担当者研修会

日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)

会 場:東京ビッグサイト