継続は楽しみなり
「石の上にも三年」ということわざがあるが、今の若者には死語になっているとも聞く。
つい最近、私の職場でも入社して2年目で退職する若者がいる。
こないだ歓迎会をしたばかりなのに・・・。と正直びっくりした。
総合職で入社し、10年以上キャリアがあるアラフォー世代より処遇もよく今後を期待された新人女子。
まったく納得いかない私。
上司に
「・・・というわけで、悪いけど送別会幹事よろしく」と言われた時、
「入社して5年以上たっていない人の送別会は欠席させていただきます」と
丁重にお断りした(この台詞が丁重かどうかはさておき)。
仕事だけではない。どんなことにおいても、自分が決めたことに責任を持つということは基本ではないか。
彼女が入社したことで、入社したくてもできない人がいたはずだ。
この不況において、たかだか3年も満たない経験で「辞める」決断はあまりにも無責任ではないか。
と、アラフォー世代のわたくしはちょっと怒っている。
図書室の仕事も、地道だ。
すぐに結果がでない。そして縁の下の力持ち的存在。
山のような情報にあふれ、病院の中の小さな一室で奮闘している図書室担当者が
どれだけ苦労していることか。彼女は知らないだろう。
知らない、できない、わからない、が口癖だった彼女には、
調べることの楽しさが分からないだろう。
いつも耳にイヤホンをつけ(i-podで音楽)、朝の挨拶も交わせない彼女には、
同じ仕事を持つ仲間とのコミュニケーションがなかったのだろう。
仕事を続けることの楽しさは、継続していけばこそ分かること。
新人図書室担当者のみなさんとは、ぜひ この楽しさを分かち合いたいものです。
★いよいよ明日は案内状の発送です。
早い方には12日にはお手元に届くかもしれません。
ホームページにも、間もなくプログラムが掲載される予定です。
お楽しみに!
(y.o)
平成21年度図書館振興財団図書館員専門職育成活動助成事業
病院図書室新任担当者研修会
日 時:2009年11月6日(金)-7日(土)
会 場:東京ビッグサイト