図書室業務とパソコン

病院図書室業務もパソコンがなければ・・・という時代です。


研修会でも準備から運営の裏方、研修会本番の「演習」とパソコンなしでは開催不可能でした。

そんな研修会が終わり一息ついたある日突然、図書室業務用パソコンが壊れました。
起動さえせず画面も真っ暗です。このパソコンは図書室業務のすべて、図書管理システムと
院内図書室ホームページのサーバーを兼ねていました。


外付けのハードディスクにバックアップしているのでひと安心したのですが、
なんと復元に4日間もかかりました。さらに復元されたデータは11月2日までのもので、
研修会前後のデータやmailはすべて消失していまいました・・・ショック!!


この間、図書や雑誌の貸出は「貸出票」で、文献の申込みは「手書き」で急遽対応。
毎日到着する雑誌の登録や図書の受入作業は山積みのまま何もできず仕事が溜まるばかりでした。
そして昨日ようやく3週間分の雑誌や図書の登録作業を終えることができました。
新刊コーナーに並んだ図書を見てほっとひと安心です。


今回パソコンのトラブルから大きな教訓を得ました。
外付けハードディスクでバックアップしていてもそれで安心してはいけません。
また、1台のパソコンで何もかも任せてしまうこともいけません。
そして何よりも図書室業務がパソコンなしでは”にっちもさっちもゆかない”ものであることを
痛感しました。


研修会に学んだ皆様に
当たり前ですが、パソコンのバックアップとメンテナンスは小まめに行うことが重要です。
そして、緊急時のマニュアルに手書きで対応する方法も加えてください。

(M.Y)